子どもクラブ クリスマス会無事終了

14日、はなうたクリスマス会が開催されました。
予想を上回る30人以上のチビッ子が参加し、嬉しい悲鳴の連続でした。

初っ端から代表が駄洒落と手品で子ども達の気持ちをググっと惹きつけるっ！！！
予定でしたが・・・、シャレは高度過ぎて小学生には難解でしたし、手品の方は一度後ろを向いてゴソゴソすると言うタブーを行なってました・・・

そんな引き潮状態で登場したのが私、「三刀流タロノア・タロ」のクリスマスコンサート！！
用意していたタンバリンやカスタネットを積極的な人達に配り、音楽の三要素である「メロディ･リズム・ハーモニー」を体感してもらおうと、サンタが街にやって来る！を使って合唱してもらいました。
ハーモニーのハモリもリズムの裏拍も、なかなか難しいことですが、元気な女子チームにお願いしたら見事にこなしてくれました。

おやつタイムは無条件で皆嬉しそうでした。（まっ当然かっ）

そしてビンゴゲーム！
正直なところ私自身の意見としては、ビンゴには反対でした・・・
でもあんなに盛り上がっている参加者さんたちの表情を見ていたら、あ～やってよかったなぁ～と言うのが感想です。
なかでも、必死に次の番号に耳を傾けて、なかなか揃わない手持ちのカードを凝視し、時折心配そうに景品が載せられている台に目をやって「・・・あっ、あかん、絶対に残ってないわ・・・」と小さな声で独り言を呟いている少女には感動しました。
彼女はリリアンとか言う、棒で毛糸を編んでいく道具が欲しかったようで、一つまた一つと先にビンゴを成立させた女の子たちがリリアンを選んで持って行くことが心配で心配で・・・
　結局彼女のビンゴが揃ったときにはリリアンは品切れで、違う景品を手にしたようでした。

全てのプログラムを終えて片づけを済まし、事務所で軽く反省会をしました。
ビンゴは念入りに不正が無いかチェックする必要は無いのではないか、と言う意見が出ていましたが、私は彼女のことを思うと、子どものゲームであったとしてもルールは必要で、守るべき規則があるからこそドラマが生まれるんじゃないかと考えています。

実はその少女の物語には続きがあります。
彼女は帰宅するなり悔しくて泣いたようです。そこまでリリアンが欲しかったなんて、クリスマス会場に居たスタッフの大人たちの何人が気付いていたでしょうか？そして、そんな幼い心の揺れ動きを受け止めてやれるでしょうか？
泣いている彼女の家にリリアンを手にしたお友達が訪ねてきて、そのお友達はたいしてリリアンが欲しくなかったからあげたそうです。
本当にそのお友達はリリアンが要らなかったのかどうかは判りません。
もしかして・・・なんて考えると答えの出ない物語にゾクゾクしてきます。

子ども達が、泣いて・笑って・怒って・悲しんで・騒いで・食べて・飲んで・唄って～
あ～クリスマス会、やってよかったなぁ～！